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香港警察 7.1デモ主催者らを拘束

2014年07月05日

【新唐人2014年7月5日】香港の警察当局は4日、突然、1日の大規模デモを主催した民間団体「民間人権陣線」の幹部5人を逮捕しました。デモ主催者の逮捕は2003年以来です。学術界や民主派議員は、「政治的抑圧」だとして香港政府を非難しています。

 

香港警察は7月2日早朝、真の普通選挙を求めてセントラルで座り込みを行った市民500人あまりを拘束しました。4日には、デモを主催した「民間人権陣線」の幹部5人を逮捕しました。拘束された市民や学生の釈放を呼びかける学者は、当局の抑圧を非難します。

 

公民党立法議員 陳家洛氏

「これは横暴な政治的抑圧です。梁振英政府は権力を利用して、白色恐怖を作り出しています。全ての方法を利用して、交通条例まで持ち出されています。この後は衛生条例が使われるかもシステム全体が大陸化していおり、警察が『大陸公安』になっています」

 

また当局が、集会で発言した学者や市民に罪を着せるのではないか、案じられています。

 

浸会大學新聞学部助教授 杜耀明氏

「言論上で『セントラル占拠』を支持した学者や各界の人々が『教唆罪』に問われないか心配です。23条に似た法律がすでに出ています」

 

民主派議員は、警察当局はデモの自由を抑圧し、白色恐怖を作り出していると非難し、香港はすでに大陸化していると指摘しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/05/a1120908.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

 

 

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